移住のあり方や、Q&A、移住するための準備を紹介します。
【1.全般】
滋賀県北西部に位置し、県内最大の面積を有する本市は、市の面積のうち72%が森林であり、市内を流れる安曇川は、琵琶湖に流れ込む水の40%もの量を占めているといわれています。
「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」、「高島市針江・霜降の水辺景観」や「大溝の水辺景観」が「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」として「日本遺産」に認定されました。全国にも類を見ない景観が見られます。
高島市役所 市民協働課 定住推進室でコンシェルジュが移住相談を受け付けています。
高島市移住定住相談窓口
〒520-1592 滋賀県高島市新旭町北畑565番地
TEL 0740-25-8526 FAX 0740-25-8156 MAIL info@move-takashima.jp
ご相談時間は平日午前8時30分~午後5時までです。土日祝については、事前にご予約していただきますよう、お願いいたします。
県外に常設している相談窓口はございません。
年に数回、東京や大阪の移住イベントに出展し、移住相談ブースを開設しています。事前にご連絡頂ければご案内いたします。また、ホームページやFacebookでも告知しています。
イベント等の相談会は先着順ですが、事前にご連絡いただければ調整させていただきます。また、市役所相談窓口では平日午前8時30分~午後5時00分まで相談を受け付けていますので、じっくりご相談いただけます。
こんな私も「移住相談会」に参加していいですか?
もちろん大歓迎です。漠然としたイメージを形にしていくお手伝いをさせていただきます。相談事は、なんなりと相談窓口までお問い合わせください。
移住後どのような生活をしたいか想像してみてください。地域・住まい・仕事など、その内容によって準備の仕方が変わってきます。
移住後の生活に見通しのある方なら住まいから、そしてじっくり仕事を探されてみてはいかがかと思います。それ以外の方は、現在の仕事との調整も必要になってくるかと思いますので、準備期間を半年から1年程みて、求職活動することをおすすめします。
賃貸であれば、敷金、礼金、仲介手数料、前家賃などが初期費用としてかかります。また、引っ越し費用なども必要となりますので、最低でも50~100万円くらいの心づもりが必要かと思います。
購入する場合は、購入費用と仲介手数料が必要です。また引っ越し費用なども必要となります。ローンは定職がないと組めないケースがありますので、事前に資金計画を立てておくことが重要です。
【2.環境】
自然豊かで四季折々の体験ができます。琵琶湖や森林、高原があり、マリンスポーツ、ウィンタースポーツやトレッキング、サイクルスポーツも楽しめます。アウトドアを楽しむには絶好の地域です。
四季がはっきりした地域です。冬期は雪が降ります。台風の報告は少ない地域です。河川の氾濫などの大きな報告は、ほとんどありませんが、山間部は土砂災害に注意が必要な場所があります。
高島市は琵琶湖西岸断層上にあり、地震の確率は
地震の規模 :M7.8程度 震度 :7 地震発生確率:30年以内に 1%~3%
また、南海トラフ巨大地震ついては
地震の規模 :M9程度 震度 :6弱 地震発生確率:30年以内に 70%~80%
と想定されています。
地域や年によって、積雪量に差があり、一部の山間部では1メートルを超えることもあります。平野部も積もりますが、融雪装置や除雪作業が比較的行き届いており、よほどの大雪でない限り、交通障害は起こりません。ただし、スタッドレスタイヤは必須です。道路は除雪されますが、家の敷地内から道路までの間は、自分で除雪しなければなりません。敷地が広かったり、道路までの距離が長い場合は、結構大変です。
高島市の朽木地域、今津西部地域、マキノ北部地域になります。
【3.住まい】
高島市空き家紹介システム(空き家バンク)に登録されている物件や、市内の不動産業者(高島市空き家活用促進協議会 協力事業者)の物件をご紹介する事ができます。コンシェルジュまでご連絡ください。
コンシェルジュまでお問い合わせいただければ、最新の状況を確認させていただきます。
入居条件がありますのでコンシェルジュまでお問い合わせいただくか、都市政策課(0740-25-8571)までご連絡ください。入居対象は高島市民、もしくは高島市内にお勤めの方となります。
市内の不動産業者(高島市空き家活用促進協議会 協力事業者)の物件をご紹介することができます。コンシェルジュまでご連絡ください。
古民家の賃貸物件は少ない状況です。
家賃補助や、借り受けた物件に対するリフォーム補助はありませんが、古民家を購入された方、貸し出される方にはリフォーム補助がございます。コンシェルジュまでご相談ください。
コンシェルジュまでご連絡ください。担当不動産業者と調整し、ご連絡します。
市内の不動産業者(高島市空き家活用促進協議会 協力事業者)の物件をご紹介することができます。コンシェルジュまでご連絡ください。
戸建賃貸の家賃は5万円程度です。集合住宅は2LDKが主流で、家賃は4~4.5万円程度です。
事前にご連絡いただければ、物件の案内やご説明をさせていただきます。また、現地案内や説明には、コンシェルジュが同行させていただきます。
常設のお試し住宅はございませんが、現在JR西日本と連携した「おためし暮らし」を募集しています。詳しくはリンク先をご覧ください。
ペット可の賃貸住宅は少ない状況です。ペットを飼われるのであれば戸建住宅の購入をお勧めします。事前にコンシェルジュにご相談ください。
【4.しごと】
高島市は厚労省地方自治体無料職業紹介事業の許可を受けており、ハローワークの求人情報を元に仕事を紹介することができます。コンシェルジュまでご相談ください。
職業紹介のほか、新規就農者への支援や、介護職として働く方への支援があります。コンシェルジュまでお問い合わせいただくか、農業政策課(0740-25-8511)、高齢者支援課(0740-25-8150)までご連絡ください。
最新の求人情報を元にご紹介しますので、コンシェルジュまでお問い合わせください。
滋賀県やハローワークに職業訓練制度がございますので、ご確認ください。
農業を始めるには、農地が必要になりますが、現在、農地を簡単に取得したり、借りることは非常に難しい状況です。農業大学校や大規模農家で研修を受けながら就農する制度もありますので、コンシェルジュまでお問い合わせください。新規就農窓口におつなぎいたします。
マキノ農業公園マキノピックランド他、何件か体験できるところがございます。コンシェルジュまでお問い合わせください。
市内には有機農法をされている農家さんがおられますが、指導については調整が必要です。コンシェルジュまでお問い合わせください。
コンシェルジュまでお問い合わせください。森林水産課と調整いたします。
林業関係の事業所は市内に何社かございますが、求人はタイミング次第です。また、個人で起業をお考えの場合は、森林水産課にお繋ぎしますので、コンシェルジュまでお問い合わせください。
起業支援については、高島市商工会にお問い合わせください。また、高島地域雇用創造協議会で起業セミナーを開催しています。
【5.暮らし】
積極的に自治会活動に参加していただくことをお勧めしています。地域の方も、どんな人が移住して来られるのか気にされていますので、地域にとけ込んでいただけるよう、お手伝いいたします。
地域によって活動内容や頻度が異なりますが、種類としては草刈り、ゴミステーションや側溝の掃除、防災訓練、スポーツ活動、BBQ、サロンなどがあります。地域で暮らしていくうえで大切な共同作業です。
義務ではありませんが、地域の方との親睦を図るためには、積極的に参加することをお勧めします。
地域によって異なりますので、ライフスタイルによって地域を選ばれることをお勧めします。
雪が積もっている道では、急発進、急ハンドル、急ブレーキは厳禁です。スピードを出し過ぎず、安全な速度で走行すれば大丈夫です。
住む家や家族構成などライフスタイルによって変わりますので参考程度にしてください。
高島市の場合
2LDK家賃4.5万円+管理費0.7万円+駐車場0.3万円+光熱費2万円+上下水道0.6万円+自治会費0.3万円=月額8.3万円+α(食費、被服費、通信費、交際費など)
戸建の物件は駐車場付きがほとんどです。集合住宅の駐車場は別契約が多いです。月極3千円程度です。
市内をJR湖西線が縦断しています。また、市バスや乗り合いタクシーが市内を巡回しています。
なくても生活はできますが、仕事や買い物には自動車があったほうが便利です。
都会と高島では、特に物価の差はないと思います。田舎だから野菜が安いとは限りません。また、高島は都市ガスではなくプロパンガスですので若干割高です。
大手スーパーは4店舗(平和堂2店舗、バロー1店舗、 PLANT1店舗)、中小スーパー・ディスカウントストア等(Aコープ(農協)、ジャパンなど)があります。
若干の物件情報があります。ただし、物件数は少ないので常に物件情報を確認してください。
市内に4カ所あります。(白谷温泉八王子荘、マキノ高原さらさ、朽木てんくう、宝船温泉)
中核病院として高島市民病院、今津病院、マキノ病院があります。開業医もたくさんあります。
市内には、びわ湖こどもの国、健康の森梅ノ子運動公園、今津総合運動公園などの運動公園があります。
山間部、別荘地以外で、居住者のおられる集落には光回線が通っていますが、宅内に引き込む場合は工事等が必要となります。通信会社に問い合わせてください。
【6.子育て】
児童の待機状況はその時々で変わりますので、いつごろ転入を考えられているのか、コンシェルジュまでご連絡ください。
服装については、小中学校によって制服のあるところもあります。市内小中学校は給食があり、給食費は無償です。アレルギーについては、保護者の方と連携を取りながら、副食の持参・代替食の提供などで対応しております。詳細は教育委員会にご確認ください。
小学校は徒歩通学が基本ですが、通学距離が概ね3kmを超える場合は、バス通学になります。中学校は通学距離に応じて、徒歩、自転車、バスとなります。
子育て支援センターなど子育てをサポートする団体やコミュニティがあります。また、市ではお子様の成長を記録でき、地域の子育て情報を簡単に手に入れられる子育て応援アプリ「はぐっとナビたかしま(母子モ)」を提供しております。
どのような情報が必要かコンシェルジュまでお問い合わせください。
産科は高島市民病院で受診・出産ができます。小児科は高島市民病院、マキノ病院のほか、みやもと整形外科クリニック、あいりんクリニック、おかだ小児科医院の3件の開業医で受信できます。
保育園・幼稚園・こども園が15園あります。小学校は13校、中学校は6校あります。県立高校は2校あります。